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清き流れに　戸地川の自然を守る住民運動の軌跡
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協定書の変更 　平成１２年１１月１７日〜１８日に新潟 県村上市において、 「第１３回森と自然を 守る全国集会ＩＮ村上」に「戸地川の自然 を守る会」（以下守る会と省略） 会員本間 義彦と藤下保の二名が参加することとなっ た。（資料No2） きっかけは、守る会発足前、採石問題に関 する相談に部落役員が新潟市にある「坂東 法律事務所」を訪れ、坂東克彦弁護士がそ の翌日に戸地川を視察した「新潟日報」の 記事を見た坂東弁護士の知人（皆川袈裟雄 氏）が、 村上の全国集会の関係者でもあっ たため、坂東弁護士を通じて発表したらど うかと誘いに応えたためだ。（資料no3） 実はこれまでの間、様々なことがありました。 　　　　　　　　　　　　　　　（１３）

９月２３日に採石反対看板を三箇所に設 置したり、翌日２４日には、金泉漁協組合 長に協力要請をした。 また業者が、町との間に交わした「災害 及び公害防止協定書」に違反して操業して いる旨の質問状を町宛に提出した回答が、 相川町長名で９月２６日付けで送られてき た。内容は、違反事項については厳重注意 すると共に、その旨通告したとのものであっ た。 当時、相川町長選挙たけなわで、新人候 補弾正佼一氏と現職和倉政三氏との一騎打 ちであったが、１０月１日の投票の結果現職 は落選した。 １０月７日、町会議員２名と話し合いを 行なったが、「町民の生活を守りたいが業 者も町民だ」といった議員の言葉が記憶に 残っている。 １０月１０日には、サブセンターにおい て採石業者５名と、「守る会」で話し合い を行なった。言葉をお互い荒げず丁重に迎 え、丁重に送り出した。業者のMU氏は 「あんまりお互いカッカしないで、これか らも話し合っていきましょうよ」などといっ て別れたのであるが、なんと１０月１３日 「災害及び公害防止協定書」の一部変更に ついてと記された文章が守る会宛送られて きた。 （資料no.4A） （資料no.4B） （資料no.4C） （資料no.4D） 内容は、「協定事項が遵守できない状況を 楯に一部の業者に限って、公道である町道 の利用をとめることはできない。と云うも のであった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　（１４）

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