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清き流れに　戸地川の自然を守る住民運動の軌跡
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戸地出身者の応援 　町政が新町長に移行されてから、にわか に色々な動きが起こってきた。 マスコミは発足当時から、私たちの運動 に興味を示し、その都度とりあ一げてくれて いたようであるが、さらに取り上げられる ようになったのである。 「守る会」も十月十三日の協定書の一部削 除の通告から全島チラシ、「戸地川の自然 を守る会・会報」第一号を発行して、内外 にこの問題を発信した。 （資料No5A） （資料No5B） （資料No5C）

１１月１８日の「新潟日報」（窓欄）戸 地出身の臼杵千枝子氏（旧姓大林　高校教 諭　当時三条市在住）が、「戸地川の採石 計画に疑問」を投稿、１１月二１５日同じ く戸地出身の小林正典氏（大学教授‥茨城 県在在住）が、「新潟日報」（窓欄）に「住 民合意、ない開発とは何か」を投稿、１２月 ４日本間たか子が同じく窓欄に「子供らの 未来考え環境保護を」を投稿した。　 　１２月１１日午後から戸地サブセンター で、町長を含めた町幹部と、県相川土木事 務所と、私たち「守る会」２０名が意見交 換会を行なったが、翌日、「新潟日報」佐 渡版に『戸地川採石問題、行政との意見交 換会で「違反繰り返す業者」無断採掘指摘 認可取り消し迫る』の大きな見出しで報道 された。 　１２月の町議会（１８日）で一議員が戸 地川の問題を質問し、弾正町長は「解決へ 努刀する」と答えたと言う内容の記事が翌 日「新潟日報」佐渡版に載った。 　又同じく戸地出身者高木俊雄氏（大地弥 治平出身‥東京都国分寺市在住‥税理士‥ 経営士）は平山征夫新潟県知事に対し平成 １２年１１月２７日付け、１１月２９日付 け、１２月１３日付け、１２月１６日付け、 平成１３年１月２０日付けで、「戸地川流 域の採石問題についての具申」として第一 次から第五次までの具申書を送っている。 　それ以外にも、１２月６日新潟日報編集 局長宛に「戸地川採石問題意見書の新潟県 知事への橋渡しについて（お願い）」と題 して送り、さらに１２月１７日相川町長弾 正佼一宛に、新潟県知事あてに送った具申 書についての内容を書いて送っている。わ ずか一か月と数日の間に、これだけのこと を行う事は並大抵の事ではなかったろうと 驚くばかりであった。 　これらにたいして、比較的それまで行動 を見せなかった大佐渡採石業者は、１２月 ２２日本間たか子会長の店を二名が訪れ 嫌がらせをしていった。このことにわれわ れは憤然としたが、この時のことで業者が どの程度の性質のものか、わかった気がし た。 N社のF氏より、大佐渡採石の幹部三名と

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