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清き流れに　戸地川の自然を守る住民運動の軌跡
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暴力事件から目見えてくるもの 八月三日付で大佐渡採石から、「平成一 三年七月二八日付抗議書について」と題し た返書が本間会長宛に届いた。内容は、暴 力行為はなく不慮の事故だというものであ る。予想されたものではあったが、被害者 が一人ということで、寄ってたかって創作 した匂いが感じられた。そしてこの暴力事 件の真相をめぐって、業者と守る会、ある いは第三者もはいり、やりとりが行なわれ たのである。まずは、月刊「佐渡国」編集 長迎町圭子氏が八月二一日に送信した内容 については次のとおり。 こんにちは。最近「佐渡国」のホームペー ジ掲示板にこんな書き込みがありました。 転載します。 以前日報の投書欄に記載されていた内容 と同じでしょうか？、この大和という人は 従業員の方のようですが。 戸地川採石現場での暴力行為の真相！！ 投稿者大和投稿日‥八月一九日（日） 一一時四〇分三五秒 ☆　当社従業員が暴力行為を行なったとす 　　　れば、その事に関してお詫びする事 　　　はやぶさかではないが、真相は以下 　　　のとおりである。 １、　戸地川採石現場の暴力事件とは？ △　　「守る会」の女性が、作業現場の入り 　　　口に勝手に来て、写真を撮ったり、 　　　運転席にカメラを向けたりと、明ら 　　　かに挑発行為や、嫌がらせの行動を 　　　するので注意したところ、わめいた 　　　りしてきたので、女性が手にしてい 　　　たカメラを押さえたとき少し揉みあ 　　　いとなったので、手を離した女性が 　　　ころんだのである。何も暴力行為は 　　　おこなっていません。 ２、　「守る会」の水質調査を行なってい 　　　る女性。 △　島内一の急流と言っている「守る会」 　　　が、何の為に水質検査をするのか、 　　　水質検査をするなら、農薬の空中散 　　　布後にやったほうがよろしかろう。 　　　茶番な行為としか思えない。 ３、　採石業者の従業員が計測用を破壊し

た。 △　　破壊したとはいかにも大げさな！ほ 　　　んの少し揉みあって手をはなしたと 　　　きに破損したものであろう。またそ 　　　の袋状のものに入っていたものが、 　　　計測用具かどうか知る由もなかった 　　　のである。 ４、　突き飛ばされて負傷した。 △　　揉みあって、従業員が手を離した瞬 　　　間、一人転んだものであって、言い 　　　逃れなどと、そのような卑怯な行為 　　　などするわけがない。普通ならかす 　　　り傷程度なんではないですか。 ５、　私有地を区画し、無断使用禁止 △　　昭和六二年三月に、町道に認定され、 　　　退避場も数十年自由に使用していた 　　　ものを、私有地だからと、退避場を 　　　封鎖して、住民に迷惑をかけている 　　　のは、「守る会」と称する方々では 　　　ないか。当初は既存の退避場は「今 　　　まで、誰もが使っているので、使っ 　　　てもかまわない」とあったものを平 　　　成一三年七月十六日以降は、この善 　　　意の黙認使用されていた所も封鎖し、 　　　使用禁止にしている。 ６、　行政も認可した重さを知るべきと △　　許認可というものは、そこに申請さ 　　　れてきた書類や資料を精査し、多角 　　　的に考察し判断をして、決定をくだ 　　　すのであるからして、その責務は重 　　　大なものであり、短絡的に撤回取り 　　　消しは、ないと考えられます。また 　　　「業者の今までの違反行為」とあるが、 　　　当企業としては、何ら違反行為はし 　　　ておりません。むしろ、「守る会」 　　　の方が、町道に単管パイプを打ち立 　　　てたり、退避場の封鎖等、挑発や嫌 　　　がらせ行為をしているのです。当企 　　　業としては、人類の永遠のテーマで 　　　ある、自然との共存共生を自主的に、 　　　事業を営んでおります。 町道区画は対抗手段として部落で行なっ たものであり、業者の非難の矛先が「守る 会」に集中したのは、今考えるとむしろ好 都合であったと言えるかもしれない。月刊 「佐渡国」の迎町民が指摘した以前、日報

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