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| 清き流れに 戸地川の自然を守る住民運動の軌跡 | ||
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行政の対応 平成十四年七月十四日付けで新潟県知事・ 新潟県土木部長あてに守る会本間たか子代 表の名前で文書を送っている。 戸地川上流採石許可が及ぼす 水道への影響について 新潟県知事 新潟県土木部長殿 平成一四年七月一四日 本年一月には、大勢でお伺いし、大変お じゃま致しました。 また私達の主張に耳を傾けてくださり、心 から感謝をする次第であります。 緑生い茂る山があり、きれいな川が流れ て豊かな海が育まれます。 「森は海の恋人」といわれるように、山と 川そして海がつながって、壮大な自然の営 みが循環していきます。 魚の住む森づくりを提唱し、朱鷺を佐渡 の空に再びよみがえらせようと努力を注ぐ 新潟県の取り組みと、私達がふるさとの山 と川と海を守ろうとする運動は決して別の 次元のものではなく、確かにどこかでつな がっているはずです。 私達は決して採石を否定しているわけで はありません。住民の暮らしにかかわる場 所。川のそばでの採石は自然保護、災害防 止の観点からも、決して許されるべきでは ないと考えています。 去る七月十日戸地川沿い町道に於いて、 再び水道旧管が損傷する事故が発生しまし た。 現在生活用水の利用者一軒、作物の散水 用（ハウスなど）に、舵口を設置している 数軒の家庭が利用しています。 被害や修復状況は同封の写真でご覧になっ ていただきたいと思いますが、旧管が支障 をきたすことは頻繁で、度々、地元が対応 しております。 昨年二月三日にも、採石現場横の道路か ら水道管水漏れ事故が発生したことを、当 時報告申し上げていますが、断水処置など で対応し、濁りの入った水を一週間も我慢 するなど、その都度、村では心配ばかりし |
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