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清き流れに　戸地川の自然を守る住民運動の軌跡
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て、どのように考えているの か。早くやれ、道路が壊れれ ば治せでは応じられない 渡辺収入役 それは町との契約書の中でやっ てもらう。 池野 四ｔ車でやっていては採算が 取れない。 高村 採算が取れないなら、いっそ のこと止めたらどうか？。ま た、努力期限を切って努力し、 期限がきたら緑化して引き上 げるということは考えられな いか？。 池野 最後まで取り下げない。 NG 育苗センター跡地をストック 場にできないか？。また、杉 山製材所の田圃をストック場 に提供してくれることを了解 していただければ、大型車搬 出できるのだが。問題は、一 番橋の重量制限だから・・・。 （注　下の橋のみ通れば、　　　　） （残りの町道戸地一号線は大型車でよい、） （と言っている言は注目する必要がある。） 山本建設課長 業者として何の努力・妥協も しない、ということはよくな い。四ｔ車で努力可能な期間 短縮策を示して話し合いの継 続を持つべきではないか。 KK 二〇〇日稼動として、年に一 ケ月半短縮は可能である。 沢野係長 三年間で半年位ということか？ 総代 退避所の確保をどこにすれば、 期間短縮が可能になると思っ ているのか。 高村 今使っている退避所も、あれ は待避所ではないので、あく まで私有地を無断で使用して いるものだ。 池野 当初私有地交渉に訪ねたとき は、みんな快く『いいがさ』 と言ってくれていたのを、高 村さんが同意書をとったこと で使えなくなったんではない ですか！ 高村 池野さんあなたはいままでも

そうですが、採石に反対して いるのは、すべて高村がひと りでやっているような発言が 多いが、全く違うんですよ。 地元の総意の反対であって、 一番迷惑を被っているのは高 村なんです。 沢野係長 半年に一回くらいの話し合い をしながらやってはどうか。 池野 できるだけ安全と、期間短縮 にも努力してやらせてもらい ますので、よろしくお願いし ます。 高村 地元としては、公開質問状の 回答が届いてから最終態度を 決定しますが、急ぐと言う事 で部落は忙しい 中を役員会・ 総会などと対応しているのに、 未だ回答がないということに 不信感をもっています。回答 を早くすること、そして、地 元として話し合 いの資料とし たいので、業者が考えている 待避所予定地の図面があると 思いますから、一緒に届けて ください。 なお、今日の話し 合いは、地元としての結論は 何もありませんので、よろし くお願いします。 　この段階にきて、県が過去の苦い経験か ら、双方納得の上での話し合いの後、早急 に認可をおろしたいという意図がわかった。 県には面子もあったのである。又私達にし ても、予期しなかったわけでもないのだが 再延長申請ということにショックをうけ疲 れを感じていた。 あれだけ運動をやったに もかかわらず、撤退どころか再延長という のだから。 　県と町が中に入り、話し合いを促がす中 で、問答無用、話し合いの必要なし、 反対！ 反対！という訳にはいかなくなっていた。 もしそれをやれば地域エゴととられ、 ます ます孤立化していく恐れがあり、批判の矛 先は私達に向いてくる可能性が大であった。

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