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清き流れに　戸地川の自然を守る住民運動の軌跡
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先にも記したが、今までが今までだけに全 く信用出来心なかったという事である。 「拡大する予定はありませんのでご理解願 います」と言ってきてもその予定というの が曲者だと思うように、私たちはなってし まっていたのである。 この会談で高村書記 が発言していることを載せて、第三回四者 会談の場面を終える。 　高村 今までは、話し合いをした結論 を取り上げないで、話し合いの 過程などを都合主義に取り上げ て、勝手な言い分をもって行動 しているが、 今後はそのような ことがないよう、話し合いはあ くまでその過程であることの認 識に改めるように。 　平成一五年七月一五日「採石延長確約第 一回三者会議」が行なわれた。要は文書を どのような形に残すかという、詰めの段階 に入ったのである。 採石反対の姿勢は変わ らないと伝えてあるその中での折衝案を作 るための会議であった。 　　出席者つぎのとおり 　　地元側 藤下総代、高村書記大林会計 　　守る会 本間義彦、藤下保 　　業者側 池野利弘社長 KK氏、NG氏、MU氏 　　役場側 田中助役、斉藤総務課長 　この時の内容は、高村書記がまとめてい るので全部記すると長くなるが、 業者の最 高トップの発言がその性格を如実に伝えて いて興味深いのでそのまま記しておく。 　田中助役 今日は業者と地元の方で、内 容を詰めていただくというこ とですので、私ら、一応オブ ザーバーと言う立場でおりま す。よろしくお願いします。 　高村 私の方から今日の会議に至っ た趣旨説明をしておきます。 それから話し合ってもらいた いと思ってます。 ※別紙の「採石期間延長確約第一回三者 会談趣旨説明」および「確約書（案）」 に従って一通り説明。※

田中助役 昨日七月十四日振興局の沢野 さんの方からも、その後どう ですか？の伺いがあり、明日 会議を持っております、 と言っておきました。 池野社長 相川町として、町道をどう思っ ているのか？ 田中助役 町道でありますが、実質的な 管理は集落にお願いしている というのが実態であります。 ※以下、池野社長の　　　　　※ ※長講要約を箇条書きした。※ （１）　 ストック場がないので能率があが らない。 （２） 最初に採石に入ったのは、道路使 用料を支払ったので地元が同意し たものと判断した。 （３） 部落から言われた事は、全てやっ ている。部落の人と一緒に道普請 もした。重機も提供し、杉山の親 父が処理したこともある。 （４） 水道管の問題も、町として九〇〜 一二〇は入っているから、水道課 では心配ないと言っていた。 （５） プラス思考で考えて頂き、採石を やることで道路もよくなるし、将 来若者達がキャンプでも釣りでも できることを考え、 我々にも儲け させていただき、部落に還元でき るよう配慮をいただきたい。 （６） 我々も迷惑をかけないよう頑張り ますが、たまたま立ち会った状況 で、地元の車をバックしてもらう こともあるかも知れないが？ 　　採石期間延長確約 　　　　　　　　　　第一回三者会談、趣旨説明 　　　　　　　平成十五年七月十五日午前九時 　　　　於　　　相川町役場会議室 　　　　　　　　　戸地部落書記高村二二男 　地元にとって採石問題は、 緑化のみ自動 延長され、緑化を以って終結するものと理 解しておりました。 　したがって、 採石の期間延長はないもの と思っていたのですが、採石の期間延長と いう話しを聞いて『なぜ、そうなるの？』

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