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	甚五郎「越前輝夫名人」の妙技 戸地の珍しい「ばんじょ手づかみ漁」は過去、作家の立松和平さん始め、数多くのリポーターでＴＶ取材を受けています。また、数多くの新聞記事等にも取り上げられています。 その取材を一手に引き受け、実際の漁で手づかみの妙技を見せてきたのが今は亡き名人、「甚五郎の越前輝夫さん」でした。この動画映像は大手民放ＴＶ局で昭和５５年？取材し、全国放送された 映像をピックアップしたものです。

【１】穏やかな６月上旬の海、「かんこ」の「とも」から荒縄に吹流し状に結んだ「コモ」を流し、ばんじょ（サンマ）をおびき寄せます。	【２】「ばんじょ」の群れが漂う「コモ」の日影を流れ藻と勘違いし、産卵に寄ってきます。	【３】タイミングを計り、荒縄を引き「カンコ」の横に「コモ」を引き寄せます。
【４】予め「カンコ」の横にはもう一枚の「コモ」がセットされています。	【５】コモとカンコの間に縄で縛った海草も垂らされています。	【６】「ばんじょ」は産卵する海草があるので嬉しくて？？小躍り泳ぎをします・・パニック状態？
【７】頃合を見計らって「ばんじょ手づかみ漁」の名人「越前輝夫名人」の出番です。「よし！そろそろやるか！」	【８】（TVリポーター）「どのようにして掴むのですか？」（越前名人）「手のヒラをこのようにして広げ、海の中で揺らすんです・・」	【９】（TVリポーター）「・・で？」（越前名人）「そうするとばんじょが指の間に身体をもぐらせてくるんです。」
【１０】ばんじょ手づかみ漁開始！	【１１】カンコの横に垂らした海草の中に手を入れ、指先を揺らします。	【１２】ばんじょが指先をかすめていきます。
【１３】ばんじょは海草の中を潜り抜けたり、身体をくねったりして盛んに産卵をします	【１４】ヨシ！！掴んだぞ！	【１５】（TVリポーター）「わあ〜！本当に掴めるんですね〜」
【１６】ばんじょは勢いよく跳ねます。	【１７】ばんじょは産卵するのにパニック？状態が続いています。	【１８】今度は一度に片手に三匹掴みました・・
【１９】ばんじょは跳ねます。この感触もたまらないのでしょうねえ。	【２０】海草を引き上げてみます。	【２１】海草にはびっしりと２ｍｍ程の卵が産み付けられています。
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