戸地川とのふち


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●「大清水(オオショウズ)の湧水」付近の戸地川には「トノフチ」(たぶん殿淵」？）と呼ばれた魚留めの滝と深い淵がありました。佐渡鉱山大盛りの元和・寛永期の佐渡名奉行鎮目市左衛門も、寛永4年7月に戸地の鉱山施設を視察に訪れ、ここの淵で事故死をしたと云われている。	●かっての「トノフチ」は落差３～４ｍの滝と深い淵がありました。上流の二股に昭和４０年、砂防ダムが完成してから土砂の流出が抑えられ滝、淵を構成していた大岩の付近が大水の度に抉り取られ、動かされ現在の姿になりました。かっての「トノフチ」とは比べようも無い姿となっています。かって水が流れ、上が長い年月でＶ字に削られた大岩があります。ちょっと淋しいものがあります。昭和30年代40cmのイワナが釣れました。